抄録
北海道のような積雪寒冷地にあるアスファルト舗装は冬期間に凍結融解作用をうけ, 老化現象が多く認められる。この被害を防止するためには, 凍結融解に対する抵抗性の大きなバインダーや混合物の種類を選定し実施する必要がある。そこで寒冷地で一般的に用いられている触媒系とゴム入りの改質アスファルト混合物について, 凍結融解試験を行いその物理的性状を検討した。この実験で, 改質アスファルトなどを含む舗装用混合物が凍結融解作用をうけると, その空げき量が増加して安定性とすりへり抵抗性が低下するが, バインダーや混合物の種類を適当に選定し, その混合物をよく締固めることによって凍結融解作用の悪影響を防止できることが判明した。