日本臨床歯科学会雑誌
Online ISSN : 2759-1883
Print ISSN : 2435-8517
40名の総義歯長期経過症例(9~29年) から顎堤吸収(人工歯)の予後を科学する
添島 正和
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2024 年 10 巻 1 号 p. 22-39

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抄録
超高齢化社会に向けて,健康長寿のキーワードは免疫力と基礎代謝のアップであることは間違いなく,歯科診療は患者の心と体の健康維持に役立つものでなければならない.しかしながら,欠損補綴において,入れ歯を使用している人の85.6%が不便だと感じ,一向に医療苦情の例が絶えない.これらの入れ歯の現実をみても,保険・自費にかかわらず高機能快適長寿義歯を提供できる技を身につけることで,元気で健康な高齢者の創出と無駄な医療費の削減になり,社会的に国民から支持される.
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© 2024 日本臨床歯科学会
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