精巣非セミノーマ加療後14年目に対側精巣に発生した異時性セミノーマの1例

川崎 麻己; 佐藤 勇司; 中島 啓二; 西村 和重; 金子 新; 有働 和馬; 藤山 千里; 魚住 二郎

doi:10.5980/jpnjurol.100.16

症例報告

精巣非セミノーマ加療後14年目に対側精巣に発生した異時性セミノーマの1例

川崎麻己, 佐藤勇司, 中島啓二, 西村和重, 金子新, 有働和馬, 藤山千里, 魚住二郎

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キーワード: 異時性精巣腫瘍, セミノーマ, 非セミノーマ

ジャーナルフリー

2009 年 100 巻 1 号 p. 16-21

DOI https://doi.org/10.5980/jpnjurol.100.16

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抄録

症例は32歳男性．右陰嚢の腫大を主訴に入院となった．14年前に左精巣の非セミノーマStage IIBの診断で，PEP療法3コース施行後に後腹膜リンパ節郭清を施行され，CRと判定された既往があった．今回は右の高位精巣摘除術を行い，病理所見および画像所見からセミノーマpT3N0M0，Stage Iと診断された．追加療法としてVIP療法を3コース施行した．異時性両側性精巣腫瘍に関する文献的考察を加えて報告する．

責任著者(Corresponding author)

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