『ヴァイマル――それに続くものとは？』（上）

抄録

本稿は、ユダヤ系ドイツ人でありナチス期に米国へ亡命した法政治理論家Otto Kirchheimer（1905-65）の初期作Weimar... und was dann? Entstehung und Gegenwart der Weimarer Verfassung（Berlin: E. Laub, Jungsozialistische Schriftenreihe, 1930）の全訳である。本号には前半部が、次号には後半部が掲載される。本作は副題をAnalyse einer Verfassungに変えて論文集Politik und Verfassung（Frankfurt am Main: Suhrkamp, 1964）S. 9-56に再録されており、大意に影響しない範囲で表現上の細かい修正がなされている。