日本物理学会講演概要集
Online ISSN : 2189-0803
ISSN-L : 2189-0803
セッションID: 16aPS-119
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縞枯れ現象の連続時間モデルにおいて、時間遅れが分布を持つ場合の効果
大内 克哉堀田 武彦
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抄録

縞枯れとは、ある種の針葉樹に限って見られる現象で木々が立ち枯れたり、倒れたりすることにより、遠くから見ると縞状の模様が現れる状態である。これまでの本研究では、縞枯れ現象を示すある連続時間モデルを提案してきたが、そこでは時間遅れが重要な役割を果たすことが分かった。今回、時間遅れが分布を持つ場合に系がどのように振る舞うかを議論する予定である。

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