日本物理学会講演概要集
Online ISSN : 2189-0803
ISSN-L : 2189-0803
セッションID: 16pAH-2
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状態密度による相転移の解釈III
志水 久
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抄録

状態密度のエネルギー依存性は自由エネルギーの温度依存性に影響を与え、その依存性によってそう転移の有無が決まることを過去の講演で(Lennard-Jones系, Soft Core系)報告してきた。今回は、相転移を示すことが知られている古典スピン系の一種であるPotts模型に対してマルチカノニカルモンテカルロシミュレーションを行い、系の状態密度を求めたので、その結果について報告する。

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© 2016 日本物理学会
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