日本物理学会講演概要集
Online ISSN : 2189-0803
ISSN-L : 2189-0803
セッションID: 18aK41-1
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相対論では説明出来ないマイケルソン・モーリーの実験
奥野 有富
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キーワード: 相対論
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抄録

マイケルソン・モーリーの実験は相対論で説明されたことになっているが、装置を回転させたときハーフミラーの位置が地球の公転移動によってずれてくることが従来の説明では考慮されていない。この点を考慮に入れた場合、光の速度を通常の光速度と地球の公転速度とをベクトル合成する以外の方法では説明できないことが明らかになった。ベクトル合成は地上における観測(測量)を説明する上でも必要である。

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