主催: 一般社団法人日本物理学会
会議名: 2017年度日本物理学会第72回年次大会
開催日: 2017/03/17 - 2017/03/20
CTA (Cherenkov Telescope Array) は次世代の国際宇宙ガンマ線天文台であり、従来に無い感度と精度で、20GeVから200TeVのエネルギー領域で、全天からの高エネルギーガンマ線を観測する。1000を超える多種多様な天体を銀河系内、銀河系外に観測し、高エネルギー宇宙物理を飛躍的に発展させる。銀河系内の全ての超新星残骸をサーベイし、銀河宇宙線の起源を明らかにする。また、銀河系外の観測では、活動銀河核・ガンマ線バーストをz<4まで観測し、超高エネルギーガンマ線の地平線を大きく拡げる。また、銀河中心領域、また矮小楕円銀河に暗黒物質対消滅からのガンマ線を探索する。CTAのサイエンスは、宇宙物理から基礎物理まで大きな拡がりをもつ。CTAの南北のサイトが、チリ・パラナル、スペイン・ラパルマに決定され、2016年よりラパルマにて大口径望遠鏡4基の建設が開始されている。本講演では、国内外でのCTA計画の準備状況について報告する。