2024 年 4 巻 2 号 p. 2_5-1_17
目的:ニーズを踏まえたリハビリテーション(リハ)部の教育体制の変更及び効果検証を目的とした。方法:①教育体制のニーズ調査,②ニーズに基づいた改善策の効果検証の2段階で実施した。①法人内のリハ部職員に悉皆調査を実施した。その結果を基に介入可能な課題を抽出した。②2022年度の教育体制改善策を立案し,約1年実行した。結果:①2021年度調査の回収率は93.2%(68名)であり,特に新人研修について,内容が役立っていないと感じる(33%),実施時期を適切と感じない(32%)等が明らかとなり「1.全体の新人研修の実施方法の変更」を中心に実施した。②2022年度調査の回収率は80.3%(61名)であり,各年度の回答の分布をFisherの正確確率検定とχ2検定にて比較し,新人研修の内容が役立っていると感じる・実施時期を適切と感じる割合がともに100%と有意に高くなった。結論:ニーズに基づいた教育体制の改善を行い,新人研修の実施時期の適切さや有用性を感じる人の割合が高くなった。