抄録
【目的】
尾道市では2013年度からシルバーリハビリ体操事業を実施している。本研究では、コロナ禍前のシルバーリハビリ体操指導士(以下、指導士)の活動状況がコロナ禍における活動再開や指導士自身の健康心理面へ及ぼす影響について質問紙調査を用いて検討した。
【方法】
対象は尾道市の指導士で、自記式調査票を配布した。性別毎にコロナ禍前の1年間の指導士活動回数で中央値未満と中央値以上の2群に分け、活動再開状況や指導士自身の健康心理面について検討を行った。
【結果】
指導士活動の再開について、月1回以上と回答した割合は男女ともに80%を超えていた。女性では、生きがい感や活力において中央値未満群に比べ中央値以上群が有意に高かった。
【結論】
本研究から指導士はコロナ禍でも活動を再開させている割合が高く、女性ではコロナ禍前の指導士活動が多い群は生きがい感や活力が高かった。今後は、指導士活動が再開できた要因についても検討が必要である。