抄録
「目的」本研究は、地域イベントと通いの場に参加した地域在住高齢者のフレイル特性の違いについて明らかにすることを目的として行った。
「方法」対象は地域イベントに参加した高齢者55名(地域イベント群)と通いの場に参加した高齢者180名(通いの場群)であった。測定項目は、簡易フレイルインデックスと握力、立ち上がりテスト、骨格筋指数、サルコペニア診断基準、食品多様性得点とした。
「結果」地域イベント群は前期高齢者が多く、男性の参加率が高かった。フレイル判定ではロバストが多く、栄養素密度が高い者や握力が基準値以上の者が多かった。通いの場群は、後期高齢者で女性の参加率が高かった。フレイル判定ではプレフレイルとフレイルおよびダイナペニアの者が多く、握力は基準値以下の者が多かった。
「結論」通い場の参加者は、後期高齢者でプレフレイルとフレイルおよびダイナペニアの基準に該当する者が多く、握力が基準値以下の者が多かった。