抄録
「目的」女子大学生の睡眠の質と月経随伴症状重症度の関連性を示すこと。
「方法」女子大学生202 名を対象にアンケート調査を実施した。調査項目として、基本情報、月経周期ごとに月経随伴症状の重症度を評価するMenstrual distress questionnaire 日本語版(MDQ)、睡眠の質を評価するPittsburgh sleep quality index 日本語版(PSQI)を聴取した。PSQI の結果に基づき、対象を睡眠の質正常群と低下群に分類し、2 群間でMDQ の総得点を比較した。
「結果」65 名の有効回答のうち、睡眠の質正常群は34 名、低下群は31 名であった。月経前、月経中で睡眠の質低下群のMDQ 総得点が高値を示したが(p<0.05)、月経後で差はみられなかった(p=0.28)。
「結論」睡眠の質の低下は、月経前と月経中の月経随伴症状の悪化に関連がある可能性が示唆された。