復興農学会誌
Online ISSN : 2758-1160
現場からの報告
福島復興に携わる大学生間の交流「福島飯館学生サミット」の開催
松野 大河 圓林 悟伊藤 祐貴
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2023 年 3 巻 1 号 p. 46-51

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抄録

東京大学の学生サークル東大むら塾の飯舘班は,2022 9月に「福島飯舘学生サミット」を主催した。これは,飯舘村をはじめ福島第一原子力発電所事故で被災した12 市町村で別々に活動していた大学生や学生サークルをつなぎ合わせるとともに,飯舘村の活性化につなげることを目的として開催したものである。大阪大学,慶應義塾大学,東京大学,福島大学の4 大学の大学生が参加した。1 日目は村内見学と各団体の活動紹介,村長を交えた議論を実施し,夜に懇親会を行った。2 日目は,東大むら塾飯舘班が実施中の「いいたて行政区ずかん」の住民取材を参加者全員で実施した。当サミットを通じて,各学生サークルが福島での自らの活動を相対化し今後の活動を考える参考になったほか,当サミットの後にも参加団体間の交流が生まれた。今後も,定期的にこのような形で福島復興に関わる大学生が集う場が必要と考えられる。当サミットの継続開催を視野に入れながら,大学生間の交流のあり方を考え続けていきたい

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