家畜繁殖研究會誌
Print ISSN : 0453-0551
乳牛の卵集疾患に関する研究III.実験的肝障害の性機能に及ぼす影響
芦田 浄美旭 興正
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1958 年 4 巻 2 号 p. 76-78

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抄録
正常性周期をもつラットと乳牛に四塩化炭素を連続皮下注射して肝障害を起させ,これが性機能に及ぼす影響を観察した。
その結果,両者に於いて肝機能は明らかに破壊された所見がみられ,ラットに於いては性周期が一旦停止した後,大部分のものに連続して膣垢像に発情極期像がみられた。
乳牛に於いては肝障害後の発情時に於ける排卵が遅延する傾向を認めた。又100万IUのestrogenを負荷した場合,肝機能の健否によつて卵巣に於けるestrogenのrebound現象に差異があることを認めた。
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© 日本繁殖生物学会
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