抄録
固定化微生物担体を用いて,高濃度 BDFを含有する実験室的排水の連続処理法について検討した結果,連続処理でも,物質収支からみると,排水中に含まれる BDFの60%前後が微生物によって分解されていることがわかった.また,連続分解装置内の溶液中,担体あるいは排水中に含まれる BDF量は,(1)コントロール,(2) pH制御および (3) pH制御+窒素源添加の実験系により異なった.3種類の実験系で,BDFの除去率を計算すると,いずれの場合も90%以上であった.排水中の CODや油分は簡易 UV計によって簡便,迅速にモニタリングが可能と思われた.