大阪府立大学大学院生命環境科学研究科
京都大学大学院農学研究科
2019 年 48 巻 1 号 p. 43-48
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水中の有機物量を表す指標がCOD からTOC へ移行しつつある中,COD とTOC の関係性を整理しておくことが望まれている.本研究では,農業用排水別に両者の回帰式を整理するとともに,共分散分析を用いて営農状況が当該関係性へ及ぼす影響を把握することを目的とした.その結果,用排水を統合して一義的な関係式(TOC=0.62×COD+0.40)で表現できる場合があることが判った.また,水質や営農状況によって両者の関係性が変動することも確認された.
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