和歌山工業高等専門学校環境都市工学科
2019 年 48 巻 5 号 p. 278-283
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本研究の目的は,2016年の阿蘇山噴火時に噴出した火山灰の影響を濃度と負荷量より確認する.火山灰により,河川水のAlなどの濃度が上昇したが,その影響は2ヵ月以内であった.負荷量については,噴火から5日後には影響を確認できなかった.影響の期間に差異が生じた理由は,河川の流量の違いによるものであった.火山灰の影響度は,F-で0.3%と低いが,流量が少ない時期の影響度は5.3%となり,水質基準を超過した可能性があった.
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