環境技術
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1点酸素供給型オキシデーション・デイッチ法のモデル解析と合理的設計
中村 豊川島 普
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1992 年 21 巻 7 号 p. 457-465

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抄録
近年, わが国の下水道では事業主体の地方化, 小規模化にともない, オキシデーションディッチ法 (OD法) の採用が増加している.既に, OD法に関する設計指針も報告されているが, 適用される曝気装置も多様でそれぞれに特徴があり, 詳細な点には触れられていない.筆者等は, 水中撹拌型曝気装置を適用したOD法を1980年に導入し, 同方式における硝化・脱窒および有機物の消長に関する動力学モデルを紹介した.
本論文では, OD水路の1箇所だけに酸素を供給する本方式を紹介し, 本方式に適用した水中撹拌型曝気装置の概要を述べる.また, 構築した本方式のプロセスモデルおよびその動力学式を紹介し, モデルの動力学式に基く演算結果から, 槽容量, 水路形状, 水路流速, 供給酸素量等の設計諸元および原水の投入位置, 混合液の取出し位置, DO, 水温, 汚泥濃度の影響など, 本方式の合理的設計について提案する.
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