環境技術
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回転平膜を用いた膜分離高濃度活性汚泥法における曝気制御による有機物および窒素の同時除去に関する研究
今井 剛呂 樹光浮田 正夫関根 雅彦樋口 隆哉深川 勝之
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2000 年 29 巻 4 号 p. 299-309

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抄録

本研究では, 固液分離装置として回転平膜装置を用いた高濃度活性汚泥法において, 有機物・窒素の同時除去が可能な最適運転条件に関する検討を行った.実験結果から, 時間制御曝気運転における最適条件は曝気に要するコストなど経済性を考慮し, 30分on/30分offであると推定された.さらに最適ORP値は50~100mVの間に中心に置き, ある程度の変動 (±50~±75mV) を与えた値であると推定された.

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