環境技術
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ポリエチレン溶着による混練押出材料の物性に及ぼす添加樹脂粒径の影響
山崎 博人加納 恵深川 勝之村上 定瞭友永 文昭山田 和男笠井 三夫
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2005 年 34 巻 9 号 p. 653-659

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抄録
本研究は新規のマテリアルリサイクル技術の開発を目的として, 溶融ポリエチレン (LDPE) マトリックス中に半溶融の状態で添加樹脂を溶着した混練材料に着目し, 特に, ペレット状の添加樹脂の粒径が及ぼす物性への影響を検討した.添加樹脂としてはバージンのナイロンー6 (PA-6) , ABS, ポリスチレン (PS) を用いた.添加樹脂にPA-6を用いた場合, 樹脂粒径を小さくした小型ペレット (0.3~1.2mmφ) と相溶化剤としてADMERを併用した系の引張応力が大きく向上した.曲げ試験, 落錘衝撃試験からは小型ペレットの効果がすべての系に現れ, 大型ペレット (1.5~3.0mmφ) を用いた系に比べ, 最大荷重は大きく向上した.混練試料中の添加樹脂粒径の及ぼす相混合への影響は, 動的粘弾性による熱的な挙動からも確認された.
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