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北部フォッサマグナ地域北東部に分布する米山層火山岩類(鮮新世-更新世)は,玄武岩から安山岩組成の火山岩からなり,5つの火山活動ステージに区分される.大部分の岩石は均質なSr, Nd, Hf同位体組成を示すが,第3ステージの岩石の一部は高Sr,低Nd,低Hf同位体組成を示し,分別結晶作用に加えて下部地殻物質の混染を受けた可能性がある.ただし,下部地殻の深度からもたらされた角閃石斑れい岩質捕獲岩は幅広いSr同位体組成を示すため,下部地殻の混染の程度を詳細に見積もるには,今後捕獲岩のHf同位体データを考慮して検討する必要がある.