日本放射線影響学会大会講演要旨集
日本放射線影響学会第50回大会
セッションID: BP-234
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突然変異と発癌の機構
腫瘍形成における組織形態の数理モデル
*大内 則幸
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抄録
近年、細胞のがん化プロセスにおいて物理的な刺激(細胞接着や細胞の変形等)がDNA生成あるいはアポトーシスに寄与していることが判明し、それら要因の発がんプロセスへの寄与に関する研究の必要性も高まっている。 シャーレ上の実験と異なり、ヒトにおける発がんプロセスは、様々な環境条件の異なる中で進むが、それらの発がん過程への影響・寄与に関してはまだ研究が進んでいないと思われる。今回、組織構造において、腫瘍がどのように成長するかを調べるために組織構造をモデル化した数理モデルを構築した。腫瘍成長のダイナミクスおよび、その形態変化に関して発表する予定である。
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© 2007 日本放射線影響学会
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