独立行政法人物質・材料研究機構 共用基盤部門分析支援ステーション
2010 年 17 巻 2 号 p. 87-93
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分析業務にとって，数字の取り扱いは命である．有効数字やデータのばらつきは，ほとんどの現場担当者が無意識のうちに正当な方法で処理しているはずであるが，あらためて統計学の用語を目の前にすると自信を無くす人が多い．本講は，そのような人たちに自信を持たせ，あるいは体系的な知識を学習するための出発点と成ることを意図したものである．今回は，平均値，区間推定の概念及び棄却検定の基礎的な部分について説明する．
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