自動車技術会論文集
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研究論文
ディーゼルエンジン用噴射システムにおける 高圧化による変形と摺動部リークの関係
松本 修一松井 良彦西島 義明榎本 啓士
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2015 年 46 巻 6 号 p. 1019-1024

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抄録

ディーゼルエンジン用燃料噴射装置は高圧化のニーズが高い.最大の課題の1 つはリーク燃料による高温化.部材摺動部で常時発生しているリークを調査した結果,高圧化に伴う構造変形がリーク量に与える影響が大きいことを確認.条件によっては,構造変形がない場合の約2 倍のリーク量となる.

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© 2015 公益社団法人 自動車技術会
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