自動車技術会論文集
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研究論文
ヒヤリハットデータベースによる追突ヒヤリハットの分析
― 低速および高速の追突ヒヤリハット発生状況の比較 ―
藤田 光伸ラクシンチャラーンサク ポンサトーン永井 正夫
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2015 年 46 巻 6 号 p. 1163-1169

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抄録

ドライブレコーダのデータを使用し,追突しそうな事象(追突ヒヤリハット)の発生状況を分析した.その結果,「低速ではオフセット状態で追突しそうになる状況が多いが,事故としてはフルラップが多い」,「高速では他車両が前方に割り込んだことになる追突ヒヤリハットが多い」等,速度域毎の特徴が明らかとなった.

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© 2015 公益社団法人 自動車技術会
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