自動車技術会論文集
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研究論文
構造物の補剛効果の定量的な予測に関するUstar(U*)の 一般的適用法の開発および急ハンドル時の車体高剛性化への応用
高橋 邦弘依田 叡門南部 佑太櫻井 俊彰槇 徹雄大宮 正毅
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2018 年 49 巻 6 号 p. 1243-1248

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抄録
構造物の補剛による剛性上昇とUstar (U*)との新たな定量的関係式を理論的に導出した.負荷部の強制変位による仕事で剛性を定義し,U*との関連性を利用した点に理論展開の特徴がある.乗用車車体FEMモデルのストラットタワーの倒れ込みを抑える補剛効果は,本研究による予測値と一致した.
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© 2018 公益社団法人 自動車技術会
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