自動車技術会論文集
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研究論文
燃料噴霧が壁面に衝突した際に形成される液膜の挙動
-壁面の表面粗さや熱伝導率の影響-
小室 佳生粕谷 祐太朗小林 佳弘新井 雅隆
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2020 年 51 巻 5 号 p. 875-881

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抄録
壁面の表面粗さと熱伝導率を変化させて,燃料噴霧が高温壁面に衝突した際に形成される液膜の広がりや蒸発について観察し,液膜面積や液膜寿命時間を測定した.その結果,表面粗さが荒くなると液膜面積は小さくなり,熱伝導率が高い場合,液膜寿命時間は短くなることがわかった.
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© 2020 公益社団法人 自動車技術会
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