自動車技術会論文集
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研究論文
高精度エンドガス自着火予測モデルの開発(第7 報)
-着火遅れ時間総括式の適用条件拡大,シリンダー内着火予測誤差補正方法の再検討,実験結果予測の問題点-
桑原 一成田中 光太郎
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2022 年 53 巻 6 号 p. 1178-1185

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抄録

第2報で構築した着火遅れ時間総括式を、適用可能条件を高圧力側に拡大するために修正する。第4報で遡り型Livengood-Wu積分により効果的な誤差補正が可能なことを提案したが、反復計算が必要であることが問題である。反復計算を必要としない誤差補正方法を提案する。自着火予測モデルをノッキング発生時期実験結果の予測に適用し、問題点を洗い出す。

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© 2022 公益社団法人 自動車技術会
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