主催: 人工知能学会
会議名: 第104回先進的学習科学と工学研究会
回次: 104
開催地: 東京大学 本郷キャンパス
開催日: 2025/08/02 -
p. 01-06
本研究では,記述・論述式試験において,評価者の負担を軽減しつつ高精度な能力測定を実現するために,得点データの欠損を自動採点技術を用いて補完した上で,項目反応理論を用いて受検者の能力を推定する手法を提案する.ここでは,人間評価者と自動採点機の採点傾向の違いによるバイアスを除去するため,評価者特性を考慮した一般化多相ラッシュモデルを応用する.実データを用いた実験により,提案手法の有効性を示す.