人工知能学会第二種研究会資料
Online ISSN : 2436-5556
高次認知機能に着目した類推思考の可視化技法-アナロジーゲーム
中村 潤大澤 幸生
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2007 年 2007 巻 KST-03 号 p. 05-

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抄録

技術・技能の伝承には、マニュアルに描けない重要な要素として動作・知覚・思考があげられる。本研究では人の高次認知機能である類推力に着目し、対象物を如何に分類し知識表現できるかを自演するゲームを構築した。まずは学生を対象として日常のテーマで実験し動作履歴を分析した結果、思考パターンが類型化され思考の変化をとらえることができた。このゲームが技術・技能の伝承支援と、若手の思考鍛錬になる可能性を考察する。

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© 2007 著作者
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