人工知能学会第二種研究会資料
Online ISSN : 2436-5556
トップアスリートの身体知その2 冨田洋之氏(体操競技・五輪団体優勝・世界選手権個人総合優勝)
橋詰 謙
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2011 年 2011 巻 SKL-11 号 p. 03-

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抄録

身体知は長年の経験によって身体に刻み込まれた知能であるが,暗黙的で言語化することが容易でなく,他者との共有や伝承も容易でない.本研究ではトップアスリートの身体知を知るために、体操競技の五輪および世界選手権王者である冨田洋之氏に,鉄棒や平行棒などの技術や練習の目的や意味などについて,4時間を越えるロング・インタビューを行なった.本発表では,動作のカスタマイズや制御,先取りの動きや力発揮のメリハリ,環境との相互作用やその変化への対応などについて報告する.

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© 2011 著作者
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