2014 年 2014 巻 SWO-034 号 p. 09-
SPARQLの言語仕様は2013年3月に1.1となり、それまでの1.0から大幅に拡張された。これに伴い、多くのSPARQLクエリ受付可能なトリプルストアが1.1に対応し始めているが、その対応状況はまちまちである。そこで、予め用意したSPARQLクエリセットを、与えられたSPARQLエンドポイントに対して順次発行し、その結果を記録するシステムを開発した。本システムではクエリセットをSPINを用いてRDFとして保存することで、クエリに関する情報を的確に得たり、特定のSPARQLキーワードが使われているクエリのみ抽出して試したりすることが効率的に行える。