2016 年 2016 巻 KST-27 号 p. 04-
著者らは企業の製品企画・開発力の強化につながる議論の可視化と共有を支援するために、グラフ構造で知識とその関係性を記述するソフトウェア「デザインブレインマッピング(以下、DBM)ツール」の研究開発を実施している。DBMツールは専門家の知識を形式知化するための記述ツールとして開発が開始されたが、現在はブレインストーミングに代表される議論の過程を支援するための機能追加が実施されている。本発表では、議論の過程を支援する機能の一つとして、Web技術に基づく知識検索の導入について述べる。