人工知能学会第二種研究会資料
Online ISSN : 2436-5556
分散表現を用いた有害表現判別に基づく炎上予測
三宅 剛史松本 和幸吉田 稔北 研二
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2017 年 2017 巻 AM-15 号 p. 01-

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抄録

近年,ソーシャルメディア上での炎上と呼ばれる現象が問題となっている.発生を未然に防ぐことが望ましいため,投稿内容に炎上の原因になる表現が含まれているかを確認し,訂正を促すシステムは有用と考えられる.本研究では悪口表現や差別表現といった侮蔑表現と,口論になりがちな表現の2つの有害表現を対象とする.提案手法は,メディアを基に作成した有害表現辞書を用いてSVMにより分類器を構築し,炎上の可能性がある文の判定を行う.

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© 2017 著作者
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