2018 年 2018 巻 KST-33 号 p. 03-
人手不足が常態化しているIT業界では,プロジェクト単位における円滑なソフトウェア開発が求められており,その解決策として,顧客とベンダー,上司と部下の相互理解や士気向上のために,様々なコミュニケーション手法が提案されている.しかし,実環境において手法を正しく活用するには,自身の感情および相手の受け止め方を客観評価し,相手に合わせて適切な手法を選択する必要がある.本研究では,脳活動や自律神経の評価に加え,眼の動きに着目し,コミュニケーションの客観評価の可能性を検討する.