2021 年 2021 巻 AGI-018 号 p. 02-
人口の減る日本において、自治体の職員数は減少している。自治体は抜本的な業務改善の必要があり、AIやITを活用する傾向がある。その中で、対話システムが窓口案内をする事例が増えている。そこで我々は、窓口を自動案内するシステムを構築し、協力自治体で実証実験を行った。2020年のプレ実験では、高齢者が音声認識を知らない傾向にあった。そのため、タッチパネル式の案内にも対応した。その結果、職員を模倣したイラストを用いることで、ユーザビリティと親和性が高くなることが分かった。