人工知能学会第二種研究会資料
Online ISSN : 2436-5556
SDQキューブ作成のためのテンプレートの提案
細見 純子山本 修一郎
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2023 年 2023 巻 KSN-032 号 p. 04-

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抄録

2022年4月発足した「2030年の質価値創造研究会」は、中部地区の主に自動車分野のモノづくり企業が参画し、モノづくりからコトづくりへの変革と、社会課題解決に根差した新たな質価値創造に取り組んでいる。この観点から、自動車業界全体のサプライチェーンにおけるQC×DX×SDGsの具体的な指標づくりをめざし、それぞれの階層でそれぞれのリソースを無駄なくダブりなく、最適な質・価値を生み続け、業界全体の最適化を図るSDQキューブの作成を目指している。 本稿では、第1ステップとして、各階層の実際の現状と、あるべき姿をSDGs、DX,QCの3つの視点で見える化するために創案したテンプレートを提案する。本テンプレートを広く社会に提示し、各分野で同様の取り組みをはかっていくことで、社会全体でのリソースや取組の連携と最適化を目指していく予定である。

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© 2023 著作者
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