人工知能学会第二種研究会資料
Online ISSN : 2436-5556
自動倉庫における並列タスクキュー効率予測を行う代理モデル
西澤 匠坂地 泰紀野田 五十樹服部 直樹岡本 和也
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2024 年 2024 巻 DOCMAS-026 号 p. 02-

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抄録

本研究では、自動倉庫における並列タスクキューの評価のための代理モデルを提案する。自動倉庫の最適化は現実の物流における重要な課題であり、一般的にMAPD問題として定式化される。本研究では、MAPD問題へのタスク追加の方式を制御するため、並列タスクキューという枠組みを定義している。この並列タスクキューの最適化により、自動倉庫の効率化が行えることを期待している。提案する代理モデルはニューラルネットワークを用いてこの並列タスクキューから自動倉庫の性能を評価するものである。実験によって代理モデルは一定の精度が示され、並列タスクキューを用いた自動倉庫効率化に活用できることが期待される。

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© 2024 著作者
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