人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会
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100回 (2024/02)
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感動詞「あのね」の分析—『日本語日常会話コーパス』を用いて—
加藤 恵梨
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p. 65-68

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抄録

本研究の目的は、前置きの呼びかけとして用いられる感動詞「あのね」の用法について、『日本語日常会話コーパス』(CEJC)をもとに明らかにすることである。先行研究では、「あのね」は「親しみをこめて呼びかける語」「(遠慮がちに)相手を説得する気持ちを表す」と説明されている。しかしCEJCをみると、それだけではなく、親しい間柄であっても少し改まって意見を言うときや、相手の意見を正すとき、また相手の説明に補足するときの前置き表現として使われている。さらに、「あのね」は「主に女性や子供が使う」と指摘されることがあるが、CEJCでは性別にかかわりなく使われていることなどを述べる。

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