人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会
Online ISSN : 2436-4576
Print ISSN : 0918-5682
103回(2025/3)
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LLMを活用したASD児と定型発達児が作成したストーリーの識別可能性と最適なプロンプトの検討
河野 真有香平尾 悠太朗ペルスキアエルナンデス モニカ内山 英昭上垣外 英剛清川 清
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会議録・要旨集 認証あり

p. 223-227

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抄録

ASDの小児の言語や事物の認識を理解することは,彼らに対する支援の適切性の評価に重要である.しかし,周囲の者がこれらを理解することは容易ではない.これに対して従来,ASDの視覚特性などを再現し,理解を促すことを目指した研究が行われてきたが,個人差の大きなASDの特性の再現には不十分である.そこで,我々はASDの小児の言語認知メカニズムの解明および新たな支援方法の開発への寄与を目的に,(1) LLMによるASDの小児の多様なペルソナの作成,(2) 作成したペルソナを与えたASDKidsPersonaLLMの確立を目指す.本稿では,LLMにASDの小児と定型発達の小児によるストーリーを識別する能力を引き出せるプロンプトと識別精度を調査し,結果と今後の展望を報告する.ASDの小児によるストーリーを解答するという5択QAタスクにより識別精度を確認した.

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