人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会
Online ISSN : 2436-4576
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98回 (2023/9)
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聞き手の繰り返し発話と笑いに関する予備的分析
森 大河楊 潔Jokinen Kristiina
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p. 19-24

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抄録

日常会話では、聞き手は様々な形で話し手に反応を返す。このような反応は聞き手反応と呼ばれ、中でも相槌や笑いは代表的な聞き手反応である。聞き手反応は単独で用いられることもあれば、複数のモダリティの反応が同時に用いられることもある。しかし、聞き手反応をマルチモーダルな視点から分析する研究はまだ多くない。本研究では聞き手が笑いながら話す現象の一端を明らかにするため、繰り返し発話と笑いに注目し、聞き手が笑いを伴う繰り返し発話をどのように用いるかを分析した。分析の結果、笑いを伴う繰り返し発話は聞き手が笑うべきものとしてプロジェクトされていない発話や先行発話の直後でない位置でも笑うことを可能にすることがわかった。

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