抄録
土壌センサにバンドパスフィルタを用いた分光装置,ロードセルを用いた作業抵抗計測装置,レーザ変位計を用いた土壌面粗さ計測装置を装備し,PLS解析を用いて土壌含水比の予測を行なった。また各センサ出力の振幅スペクトルを求め,出力信号の特性を明らかにした。ひとつのほ場で日を変えて実験を行ないデータの収集をした結果,すべてのセンサ情報を用いた土壌含水比の予測誤差は2.0%w.b. であった。個々のセンサで予測するよりも0.5%w.b. の予測精度向上がみられた。炉乾燥法による土壌含水比計測に比べて,この装置による予測誤差は4.8倍であった。