抄録
施肥作業,中耕作業及び路上走行において,トラクタの運転条件(走行速度段,PTO速度段,機関回転速度)が燃料消費量に及ぼす影響を調査した結果,施肥,中耕,路上走行ともに,走行速度段とPTO速度段(路上走行を除く)を高め,機関回転速度を下げて運転することにより,燃料消費量を節減できた。走行速度一定の条件で比較すると,調速レバー全開時に比べたそれらの運転条件での節減割合は,最大PTO出力の約20%の動力で作業した施肥作業(作業速度約1.6m/s)では30~45%程度,約15%の動力で作業した中耕作業(作業速度約0.5m/s)では40~50%程度,10km/hの路上走行では30~50%程度,15km/hの路上走行では20~35%程度であった。