農業機械学会誌
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研究論文
下側接近を特徴とする定置型イチゴ収穫ロボットの開発(第2報)
——マシンビジョンの構築——
山本 聡史林 茂彦吉田 啓孝小林 研
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2010 年 72 巻 2 号 p. 133-142

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抄録
定置型イチゴ収穫ロボットのための果実の個別認識,位置検出及び着色率測定を行うマシンビジョンを構築した。下側から果頂部に向かって果実画像を取得し,個別認識では粒子解析手法を用い,位置検出をステレオ画像法により行った。着色率を測定するため,栽培ベッド側から通路側に向かって横方向から果実を撮影した。イチゴ果実の分光反射特性を考慮し,白色照明に加え,赤色及び緑色の照明を用いて各照明による画像を取得し,画像処理により着色率を算出した。着色率を測定した結果,複数色照明では目視判定で着色率80%未満の果実を着色率80%以上と誤判定する割合が7.1%であり,白色照明だけでは23.8%であった。位置検出と着色率測定における同一果実のマッチング成功率は100%であった。
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© 2010 農業機械学会
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