農業機械学会誌
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気密サイローボトムアンローダに関する研究 (第1報)
ボトムアンローダ試作第1号機とその運転試験
田原 虎次藍 房和渡辺 兼五成 東鴻
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1977 年 39 巻 1 号 p. 59-64

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抄録
近年, 日本における気密サイロおよびアンローダの普及にはめざましいものがある。しかし, 一般に使用されているボトムアンローダは機構的に多くの無理があるため, 両端支持はりの構造をもつ直線往復運動型のものを設計・試作した。第1報では試作機の性能および運転試験の成績を示し, 改良すべき問題点を指摘した。第2報では, 前報において指摘された問題点を検討し, 改良を加えて運転試験を実施し, その結果得られた問題点に対し再度の改良を施行した。最終試作機のサイレージ排出性能は一応満足すべき結果であり, 当初の基本構想である気密サイロとボトムアンローダを一体化した, サイレージ調製施設の実用化の可能性が確認された。
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