農業機械学会誌
Online ISSN : 1884-6025
Print ISSN : 0285-2543
ISSN-L : 0285-2543
爆薬による重粘土層の破壊 (第3報)
線爆破による破壊
新家 憲前川 司常松 哲高 鋭趙 和平
著者情報
ジャーナル フリー

1990 年 52 巻 3 号 p. 37-42

詳細
抄録
本研究の目的は, 重粘土層の改良法として, 新しく下水汚泥と爆薬を使用した場合の効果を追求するものである。前報において, 1点爆破による基礎実験を行ってきたが, 本報では実際の施工に近い2点同時爆破および2線同時爆破を行った。
重粘土層を深さ0.7mに埋設された間隔の離れた2点で同時爆破すると, 爆破の影響範囲は, 1.4mで, 深さは1.5mであった。これを深さ0.7mに埋設された2線で同時爆破すると, 2.1mまで爆破範囲が広がり, 深さは1.5mであった。
著者関連情報
© 農業機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top