農業機械学会 近畿大学生物理工学部
2000 年 62 巻 1 号 p. 55-63
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本研究の目的は黒大豆 (丹波黒) 乾燥処理後に発生する被害粒の自動判別である。このための基礎的技術として, 被害粒の一種であるしわ粒の判別アルゴリズムを作成した。デジタルカメラを使用して黒大豆画像を撮影し, これをコンピュータによって画像処理した。この結果入力画像の第1次および第2次統計量やランレングス統計量などのテクスチャ特徴量が求められた。これらの画像特徴量を用いて線形判別関数を構成し, 整粒としわ粒の判別を行った。誤判別率は最小値で18%となった。
農業食料工学会誌
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