農業ロボットの作業安全性を確保するため,LiDAR点群を用いた6つの深層学習の人検出モデルを開発した。これらのモデルは物体特徴を自動的に抽出し,分類から距離推定までを一貫して実行できる。LiDARは物体検出だけでなく,対象物の種類および正確な位置の同定にも有効である。最も高い性能を示したVoxel R-CNNは,Intersection over Union(IoU)閾値0.5において平均適合率99.55 %を達成し,推論速度およびテスト速度はそれぞれ20.63 FPSと7.39 FPSであった。また,3~20 mの固定距離における静的試験では,距離推定誤差がRMSE 4.4 cm未満であることが確認された。最良モデルの高い検出精度と合わせて,これらの結果は,農業環境におけるLiDARを用いた人検出の有用性を示した。