人工臓器
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免疫吸着材―血漿中の自己抗体、免疫複合体の吸着材について
黒田 徹山脇 直邦山田 公政鈴木 省三岡本 孝志似鳥 嘉昭稲垣 健二
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1984 年 13 巻 2 号 p. 989-992

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抄録
我々は一般に普及可能な免疫吸着材の開発を目的に研究を進めており、現在までに以下の事が明らかになって来た。(1) 変性, 特に有機溶剤変性ヒトーγーグロブリンを担体に固定した免疫吸着材はリウマチ因子、免疫複合体を選択的に吸着するが、この変性ヒトーγーグロブリンはコンホメーシヨン変化を起こし、表面にトリプトプアン残基を露出している。(2) トリプトプアンを担体に固定した免疫吸着材もリウマチ因子及び各種疾患の免疫複合体を選択的に吸着する。(3) ヒトIgGと抗ヒトIgG(ウサギ)を用いて作成した免疫複合体モデルもコンフオメーシヨン変化を起こし、表面にトリプトフアン残基を露出している。以上の結果より、我々の作成した免疫吸着材と免疫複合体(リウマチ因子)との間に働らく力の中で双方の表面に露出するトリプトフアン同志の間に働らく疎水性相互作用力が重要な意味を持つ事が示唆された。
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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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