人工臓器
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急性心筋梗塞に合併する心不全に対する治療体系
―補助循環とその限界―
村瀬 允也前田 正信村上 文彦寺西 克仁水口 一衛高須 昭彦小山 富生伊藤 健佐々 寛己曽根 孝仁坪井 英之
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1992 年 21 巻 2 号 p. 435-438

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抄録
急性心筋梗塞に対する治療体系は、緊急冠動脈撮影、再開通療法により急性期治療が一応の確立をみている。循環不全を合併する場合には、機械的補助を必要とする。IABPにより改善しない場合には、経皮的心肺補助(PCPS)が有効であり、再開通療法との組み合わせにより従来救命不能の症例も救命可能となった。心肺蘇生を必要とした5例中2例を救命した。緊急手術を必要とする病態には蘇生までの間に脳障害が発生して救命できない症例も多く、このような症例にも適用されることにより成績の向上が期待できる。緊急、早期手術を31例に施行した。CABG 17例、心臓破裂11例、MVR+CABG 2例、VSP 1例であったが、25例を救命した。しかし、2例では左心バイパスを必要とし、救命できなかった。37歳の左主幹部完全閉塞の症例は、置換外科の適応と考えられた。
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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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